昨日はサークルの追いコンがありました.
今回でナマズを捌くのも3回目.やっと経験値も上がって見栄えよく捌けるようになってきたので,忘れないようにその備忘録という感じで捌く手順を書いておこうと思います.
ちなみに解体参加者は,採集者と同様私と138.
1.生け簀からナマズを取り出す
2.ハンマーでナマズの動きを鎮める
3.まな板に釘で固定
4.頭部を頑張って切断
5.腹を開いて内臓を取り出す
6.熱湯をかけて体表のぬめりを取り除く
7.三枚におろす
これまでの経験を踏まえた結果このような手順に至りました.
はじめ,2の前後でぬめり取りを試みようとしましたが,この段階ではまだやらない方がよいというのが今回の結論.
3の固定したときの様子.全長54センチ.前回のとほぼ同サイズ.
今回飛躍的に進化した点として挙げるなら,6のぬめり取りでしょう.
今まではぬめり担当の138氏が多大な労力をかけて手でぬめりと取っていましたが,今回からは文明の利器登場.
そう,ピーラー.熱湯をかけてからぬめりを取るという流れはこれまで通りですが,それを指で取るのではなくピーラーを使うという点が劇的に改善されました.作業効率が上がり,時間短縮・負担軽減が実現されたのです.
6の終了後の様子
ちなみに写真に写っている腹まわりの部位(上写真でピンクのやつ),他の部分とは身の質が異なりとても美味しいので,ナマズを複数人で食べる機会があったら是非この部位を狙ってみてください.
そして7の三枚おろし.今回はこの工程においても発展を遂げました.
と言ってもただ単にうまく三枚におろせたってだけですが,こんなに綺麗な見た目に.
こうして解体終了.作業全体にかかる時間がかなり短縮されました.野生動物を食べる際に面倒なのがやはり下処理ですから,その工程の効率化,時短はとても重要です.
今回は一部を鍋に入れ,頭と背骨部分は揚げて主にハヤシ改二が食べ,ほか大部分の身は天ぷらにして先輩方に食べていただきました.私は鍋に入れた身とパリパリに揚げた背骨を少しいただきましたが,鍋にいれたやつは少々臭味?があったので,やはりナマズは蒲焼や天ぷらが良いのではないかと思います.まあ天ぷらの方は食べてないので味を知りませんが.
以下,追いコンで食べたもの
・フェモラータ炒め
フェモラータオオモモブトハムシの炒め物.
一部の方々がフェモ汁ぶしゃーしながらクズから取り出してくださり,ハヤシ改二はいつも通りそのまま生で口に含んでいましたが,他の人は塩コショウで炒めたものをいただきました.
ハヤシ改二によると,その辺にいる芋虫と比べて苦味が少ないとのこと.
・なんかの獣の肉の入った鍋
ナマズを揚げてる時に,隣でとてつもない異臭を発しながら煮込まれていました.
・おべんとう